機能
CANopenの安全性
CANopen Safetyは、欧州規格(EN 50325-5)としてリリースされています。これは、SIL3アプリケーションの要件を満たすCANネットワークを介してデータを送信できることを意味します。この安全指向のデータ送信は、既存のCANopenデータ送信と並行して行うことができます。 CODESYS CANopen Safetyは、SIL2に準拠した安全要求をサポートします。
SDOやPDOなどの従来のデータ伝送用CANopenサービスに加えて、SRDOサービス(安全関連データオブジェクト)による安全拡張のために、このデータ伝送用の特別なサービスが定義されています。通信の構成とタイプに関しては、PDOに似ていますが、追加のプロパティが定義されています。
CANopen Safetyを使用するには、CANopenデバイスの代わりにCANopenデバイスSIL2をデバイスツリーに挿入します。安全なCANopenデバイスには 安全に関する特定のページ 通常の構成ページに加えて。 SRDO(安全なPDO)はこれらで構成できます。通常の安全でないデバイスインスタンスに加えて、接頭辞「S_」が付いた追加のインスタンスが各安全デバイス(CANopenデバイス)に対して生成されます。これにより、安全固有の診断機能が提供されます。
CANopenデバイスSIL2を使用するには、特別に適合されたCANミニドライバーとCODESYSSIL2プラグインを備えたSIL2CODESYSランタイムが必要です。必要なライブラリとデバイスは、標準インストールにすでに含まれています。
再構成– CANopenローカルデバイス(スレーブ)
「再構成」機能を使用すると、最初にコントローラーにダウンロードされたアプリケーション実行時にCANバス構成を動的に適応させることができます。
機能ブロック付き DED.Reconfigure
、汎用デバイス診断が有効になっている場合に使用できます(PLC設定:)、実行時に次のアクションを実行できます。
個々のデバイスのアクティブ化と非アクティブ化
詳細については、以下を参照してください。 再構成– CANbus
CANopenデバイスのバスサイクルの動作

0:同期PDOの送受信
1:非同期PDOの受信
2: IEC タスク
3:出力バッファへの出力の書き込み
4:非同期PDOの送信
詳細については、以下を参照してください。 タスク構成