計画タスクの構成
軸グループの移動計画は、軸グループが挿入されると「SoftMotion_PlanningTask」という名前で自動的に作成される別のタスクで実行されます。デフォルトでは、この計画タスクはバス タスクと同じプロセッサ コアで実行されます。マルチコア システムでは、別のコアに配置することをお勧めします。計画タスクが独自のコアで実行されるかどうかに応じて、異なる構成にする必要があります。
シングルコア
計画タスクがバス タスクと同じコアで実行される場合、リアルタイム優先度が低いフリーホイール タスクとして構成する必要があります。これはデフォルトで設定されています。計画タスクは、優先度 15 のフリーホイール タスクとして自動的に作成されます。
マルチコア
マルチコア システムでは、計画タスクは最高の優先度 (0) を持つ別のコアで実行する必要があります。タスク タイプは周期的に設定し、タスク間隔は低い値 (たとえば、2 ミリ秒) に設定する必要があります。
注記
これらの設定では、計画タスクは頻繁にタスク間隔を超えます。これは想定内のことであり、問題ではありません。タスク設定は、実行後すぐに計画タスクが再度呼び出されるように選択されています。このようにして、移動計画に専用コアが最大限に使用されます。
タスク構成の詳細については、以下を参照してください。