CODESYS Modbus
Modbusネットワークは、Modbusクライアントと1台以上のModbusサーバーで構成されます。クライアントの下には最大64台のサーバーを接続できます。Modbusデバイスは、シリアルポートまたはイーサネット経由で接続できます。

Modbusデバイスは、シリアルポート経由で接続され、 Modbus COMポートデバイス。
(1)CODESYSランタイムは Modbus クライアントとして機能します。
(2)CODESYSランタイムはModbusサーバーとして機能します。このModbusサーバーは、以下のテキストでは「Modbusデバイス」と呼ばれます。
Modbus シリアルの場合、動作タイプ「Modbus RTU」がサポートされます。
Modbusデバイスは、イーサネットネットワークでリンクされ、イーサネットアダプタデバイス。
(3)CODESYSランタイムは Modbus クライアントとして機能します。
Modbus TCPサーバーは、シリアル Modbus サーバーのゲートウェイとしても機能します。
(4):CODESYSランタイムは Modbus サーバーとして機能します。
Modbus設定ページで通信パラメータを設定し、Modbusチャネルを作成できます。Modbusチャネルには、単一のModbusコマンド(データの読み取り/書き込み)と、対応するI/Oチャネルが含まれます。
サポートされている機能コード
特定の PLC 制限がない場合、クライアントは通常、次の機能コードをサポートします。
FC01
Read CoilsFC02
Read Discrete InputsFC03
Read Holding RegistersFC04
Read Input RegistersFC05
Write Single CoilFC15
Write Multiple CoilsFC06
Write Single RegisterFC16
Write Multiple RegistersFC23
Read/Write Multiple Registers
アプリケーションからModbusデバイスへのアクセス
Modbusデバイスをデバイスツリーに挿入すると、対応するファンクションブロックのインスタンスが自動的に作成されます。インスタンスの変数名は、デバイスツリー内のデバイス名に対応します。このファンクションブロックを使用することで、アプリケーションからModbusデバイスの機能にアクセスできます。例えば、このファンクションブロックの出力を介して、最後に実行したModbusコマンドのステータス(成功かどうか)を問い合わせることができます。
デバイスインスタンスは<デバイス名> IEC オブジェクト対応するデバイスエディタのタブ。このダイアログの説明も参照してください。
ヒント
Modbusクライアント(RTU/TCP)の場合
コンフィギュレータで定義されたModbusコマンド(および暗黙的に生成されたI/Oマッピング)に加えて、プログラムされたModbusリクエストもブロックを使用して実行できます。ModbusRequest
。
フィールドバスサポートに関するより一般的な情報については、CODESYS、以下を参照してください。フィールドバスサポート