スプライン
Gコード: G5
、 G10
関数:このコマンドは、前のパス要素から次のパス要素への遷移が途切れることなく互いにマージされるように、パス要素をスプラインで補間します。同時に、前のパス要素の終了接線がスプラインの開始接線と一致するように、システムからのスプラインセグメントが計算されます。同様に、スプラインの終了接線は後続のパス要素と一致します。
関数: コマンドは、指定された位置にスプライン セグメントを作成します。前のパス要素から次のパス要素への遷移は、位置と接線が連続しています。
構文
G5 X Y Z A B C P Q U V W F E H L/O D S G10 X Y Z A B C P Q U V W F E H L/O D S
Gコードワード | 説明 |
---|---|
| デカルト軸の目標位置 |
| 追加軸の目標位置 |
| 経路速度、経路加減速 |
| スイッチポイント |
| 工具径 |
| Sプロファイル |
複数の連続するスプライン セグメントは次のように接続されます。
ツール操作のあるパス要素が存在する場合(例:G1、G2、G3、G8、G9)、パス要素の終了接線がスプラインの開始接線として使用されます。
ツール操作で使用できるパス要素がない場合(G0、G92、Mなど)、開始点と最初のスプライン点の間の接続線が開始接線として使用されます。
隣接するポイントが接続されます。ポイントの接線は、この接続線(緑色の線)に平行です。
ツール操作を伴うパス要素が存在する場合 (例: G1、G2、G3、G8、G9)、パス要素の開始接線がスプラインの終了接線として使用されます。
ツール操作で使用できるパス要素がない場合(たとえば、G0、G92、M)、終点と最初のスプライン点の間の接続線が終点の接線として使用されます。
スプラインが丸みを帯びた階段プロファイル
N0 G0 X0 Y0 Z0 F100 (Startposition) N10 G5 X20 Y0 N20 G5 X20 Y20 N30 G5 X40 Y20 N40 G5 X40 Y40

N0 G0 X0 Y0 F100 (Startposition) N5 G1 X5 Y0 N10 G5 X20 Y0 N20 G5 X20 Y20 N21 G5 X20 Y20 N30 G5 X40 Y20 N40 G5 X40 Y40 N45 G1 X0 Y40

X20Y20のスプライン点は2回存在します。このようにして、スプラインは中断され、再起動されます。これは、この時点での接線の定義方法によって決定されます。始点と終点は、前後の線分の開始接線によって定義されます。